【海外の反応】一重まぶたが海外で好まれるって本当?アジア顔も良い!

「一重がコンプレックス」
二重まぶたの方がぱっちりしてかわいくて、一重まぶたは腫れぼったくてさえない。
そんなイメージを持っていませんか?

確かに日本の芸能人のほとんどが二重か、たまに奥二重。
一重の子はアイプチやプチ整形などで二重にしていることが多いですよね。

私自身腫れぼったい一重で、よく「二重にしたら可愛いのに~」とよく言われていました。
「それどう言う意味?」と思いながら、今まで一度も二重にしたことがありません。

自分の一重の目が好きだから、二重にしないんです。
留学して「海外で一重は好まれる!」と分かったことが自信につながりました。

この記事には「アジア人らしい顔を持つ人に自信を持って欲しい!」という私の願いが込められております!
(ちなみに私は鼻が超低く、平べったい顔で、腫れぼったい一重で、黒髪です)

そもそもなぜ日本で二重まぶたが好まれているのか?

まず、なぜ日本で二重まぶたがかわいいと思われているのでしょう?

二重まぶたの方が目が大きくぱっちりして見えるから、ですよね。
ではなぜ、ぱっちりとした目の方が美しいとされているのでしょう?

実は、ぱっちりした目が「白人の目に近い」ことが理由として挙げられます。
よく雑誌などでも「外国人風ヘア」「ハーフ風メイク」などが特集されますよね。
日本では欧米文化が優位に立っている節があり、白人の顔に近いほど美しいという美意識があります。

「外人さんみた~い」と言われたら褒め言葉として受け取りますよね。
外国人(ほとんどの場合白人)のような見た目が美しいとされている証拠です。

海外留学で感じた一重の魅力

「二重になりたい!」と思う一重の方も多いはず。
どうしても自分の一重に自信がもてない方は、一度白人に囲まれてみて欲しいです。

私が高校で留学していたとき、褒められるのは必ずこの一重で腫れぼったい目でした。
日本ではごく普通の見た目ですが、外国では「カワイイ!一緒に写真撮ろう!」と言われることもありました。
ただ「アジア人顔」というだけで気に入ってくれる人がいるものなんですよね。

日本の美のスタンダードに当てはまっていなくても、なんだか自信が持てるようになりました。

自信がある人って綺麗だと思いませんか?
自分の一重が嫌だと思っている人と「これはこれでいいかも」と思っている人ではメイクの仕方とかも変わってくるんですよね。

二重に近づけるメイクをすると、まあ目はぱっちりするのですが、どこか不自然。
すっぴんになったときのギャップがすごくなってしまうのも個人的には思うところがあります。

でも一重の目に自信を持てている人は、自分のありのままを美しくみせるメイクができます。
ないものを作り上げるよりも、あるものをより美しくした方が素敵だと思います。

また、白人と話すと、目の大きさを気にしている人があまりに少なくて驚きます。

日本に住んでいるスイス人の友人は「目が大きいね!」と日本で言われ続けたらしいのですが、それが何を意味しているか分かっていませんでした。彼は「そりゃボク白人だし目大きいよ?」と事実確認くらいに受け取っていたみたい。
褒め言葉だと気づいていなかったんです。それくらい目の大きさってどうでもいいもの。

美のスタンダードは、同じ日本の中でも個人によって違いますよね。
Aさんが好きな顔は、Bさんは苦手かもしれない。
こんな曖昧な基準に頼らず、自分が一番自分らしく輝ける道を探りたいもの。
世間一般の意見を気にしてコンプレックスに思うよりも、自分のことを受け入れてあげたほうが断然楽しいですよ!

一重には一重の魅力があるんです。

平べったい顔も素敵

一重まぶたをコンプレックスに思う必要がないのと同じように「低い鼻」や「平べったい顔」も気にしなくていいと思います。

私あまりに鼻が低くて、鼻筋とかもう無いのですが、これも留学に行ったことで自信がつきました。
二重まぶたが好まれるのと一緒で、日本で高い鼻が美しいとされているのは「白人に近いから」です。「白人っぽい=美しい」という式ができてしまっているんですよね。

留学に行ったときに鼻が高い友達がいたので「鼻高いね!」と褒め言葉のつもりで言ったら、すごく嫌がられたことがありました。みんな鼻が高い人種においては、むしろ鼻が高いというのは好まれないことのようです。

結局バランスですよね。自分の顔には何が似合うか、ということ。
鼻が低いか高いかとか、顔に凹凸があるか無いかとか、どうでもいいんです。
やっぱり美のスタンダードは個人でも文化でも違うのですから、あまり気にしても意味がありません。

黒髪も海外の反応は良い

留学に行っていろんな人に褒められたのが「黒髪ストレート」です!

特に白人の髪の毛は、一本一本が細くふわふわで、ウェービーなことが多いですよね。
しかも金髪とか綺麗な茶色とか、色のバリエーションもあってキレイ。

だけどアジア人のようにサラサラで、ストンと落ちるストレート髪の毛は白人にはなかなか生えてきません。真っ黒の髪の毛もレア。

日本ではみんな黒髪だし、おしゃれさんは髪の毛を染めていることが多いので、黒髪に野暮ったいという印象を持っている人も多いでしょう。でもやっぱり黒髪も、ところ変われば貴重な存在

実は白人が髪の毛を黒髪に染めることもあるんです。
ただやはり不自然に見えてしまうので、エモというジャンルの人たちに多い髪色です。

白人が黒髪になると不自然に見えがちというのも、黒髪もいいかもと思う理由です。
白人の肌の色には地毛でない限り、なかなか黒が似合いにくい。ということは、私たちの肌の色は黒髪に似合うんじゃない?と思うのです。黒髪か茶髪とかですかね、私たちに似合いやすいのは。

アジア人でも金髪とかカラフルな髪の毛が似合っている人もいますけどね。
いやあ、私には真似できない。似合うのすごいですよね。

留学先の(白人の)同級生が髪の毛を黒く染めたとき、なんだか自分の髪色に自信が持てました。
染めたい人もいるような髪色なんだな、私は地毛がこれでラッキーだな、と。

おわりに

ところ変われば美のスタンダードも変わります。
万国共通の美のスタンダードって結局「表情」くらいしかないんじゃないでしょうか。

自分の顔に自信を持って、明るい表情をしていた方が美しいと思うんです。
自分の顔を変えるのではなく、ありのままの顔を一番美しく見せる方法を探せばいい。

一重まぶたも、低い鼻も、凹凸のない顔も、ステキ。
みんな違ってみんないい。それぞれにいろんな魅力があるものです。

▼アジア人として海外に住むことについてや、子供たちに他の人と見た目が違うことについてどう説明するかなどについて、母が別の記事で少し書いています。▼