20代夫婦、スウェーデンで家を買いました

あまりに不定期更新すぎるブログですが、記録に残しておきたくて。2月にスウェーデンで家を買いました。しかも、今住んでいるヨーテボリからは車で3時間、住んだこともなければ合計2回しか訪れたことのない都市に買いました。いつも通り、ある程度勘に任せた決断です。

以前なにかのブログ記事でも触れた気はしますが、去年からマルメーというスウェーデン南部の都市に引っ越したいなぁと思っていました。理由は一度訪れたときの雰囲気がストライクだったことと、コペンハーゲンに近くて将来的にいろんな仕事の機会が多そうだからです。今住んでいるヨーテボリは仕事の都合でいるだけで家族が近くに住んでるわけではないので、考えてみれば別にヨーテボリにこだわる必要はないよなぁとふと気づいたんです。

年末は日本一時帰国やらクリスマス帰省やらで忙しかったので、年明けから引っ越し計画を始動させました。最初は住んだこともない土地に家を買うのはリスクが高いから、まずは適当な賃貸に住んで、しばらくしてから家探しをしようと思っていたんです。でもよく考えてみたら、地域の良し悪しなんて何年か住んでみないと分からないものだし、また期間限定のハシゴ的な家に住むのめんどいなぁと。じゃあ遠距離からだけど家探ししてみる?もしいい家が見つかったらステップ一つすっ飛ばせるんじゃない?マルメーまでは車で片道三時間、まぁ内見もイケる距離。ということでネットでよさそうな家を探して、2月の頭に内見の予約を3件入れてマルメーに行ったんです。

内見Aは、思ったよりも家が古かったりボイラーがオイル式だったりで、期待していたんですが、なし。次の内見まで時間があるから、マルメー郊外の地域を一通り車で周って見ようと、3、4つのエリアを車で走り抜けました。意外と車で通りかかるだけでも分かることは多く、ここの雰囲気はだめ、ここは素敵だけど富裕層感あって今の私たちには無理、ここはいい感じ、など何となくイメージを固めていきました。で、予約してあった内見Bは、車で通りかかったときに地域の雰囲気が好みじゃなかったので内見キャンセル。内見Cに向かいました。オンラインで見たときにはピンと来ていなかったので期待せずにいたのですが、何とこの家、文句なしの家だったんです。ディールブレーカーが一つも見つからず「何も悪いところが見つからないんだけど、どうしよう」と逆に動揺しながら内見をしました。笑 

帰宅の道中では夫婦ともに動揺。まさか家探し一発目で欲しい家が見つかるとは思っていなかったので、二人とも「なにかの罠か?」と、ワクワクしすぎて悪いところが見えていないだけじゃないのかと疑いました。でも、家に帰って資料にしっかり目を通しても、悪いところが見つかりません。私は人生の大局面に勘を大事にするタイプなので、まだ疑っている夫に「これは入札しなきゃ」と。スウェーデンの家はオークション形式なので、内見の次の日までには入札するかどうかを決めないといけないことがほとんどです。私たちは次の日に入札しました。

売主が出していた金額よりも100万円ほど高い金額で入札し、他の入札者との戦いを防ぐ作戦でいきました。以前ヨーテボリで家探しをしたときは、他の入札者とジリジリと戦った結果家の値段が何百万円も上がり結局負けたので、その経験を踏まえての入札額です。結果、売主は私たちが入札した5分後にこの金額を承諾して、見事落札。スピード感ありすぎてめまいがするほど早い展開です。日曜日の夜に内見から帰ってきて、とりあえず寝て、月曜日に仕事をしながら家を落札。

でもここで終わりじゃありません。契約書をサインするまでは売買契約は成立していないので、もっと高く入札した人がいれば売主がそちらを選んでしまうリスクがあります。なのでできるだけ早くに契約書にサインしなければいけません。でもでもその前に、銀行に連絡して住宅ローンのオファーを正式に受け取る必要があります。急いで銀行に住宅ローンの申し込みをしました。結局オファーが降りたのが水曜日の昼。オファー降りた!とその10分後には家を出て、また車で3時間かけてマルメーにいき、売主と会って契約書にサインしました。怒涛の数日間です。日曜日に内見をし、月曜日に落札、水曜日に契約書にサインです。

もうもうもう、脳みそ溶けそうでした。家を買うという大きな決断をすることもそうですし、夫婦ともに家を買うのはもちろん初めて。しかも海外です。どんな法律があってどんなプロセスなのか。知らなかったじゃ済まされない決断なので、火曜日はひたすらリサーチしました。私はスウェーデン語もまともにできないので難しいリサーチ系は夫がしてくれました。私は同僚たちに連絡しまくり、情報収集。契約書にサインするまでは逆を言えばこちらも「やーめた」と言えるので、この家がある地域に変な評判がないかもリサーチしました。こんなに頭を酷使したのは初めてだったかもしれません。

契約書にサインする際は不動産屋さんのオフィスに行き、売主カップルと面と向かって座り、契約書一つ一つの説明を受けるのですが、もちろん全部スウェーデン語。勉強してて良かったーーと思いつつ、まだ在住歴1.5年。たまに今の何だった?と流れを遮って質問しながら進みました。ここで知ったかぶりはできないのでね。笑 もうヘットへとです。

「家探し一発目の旅!とりあえず雰囲気掴みに行こうぜ!」の日曜日から、水曜日には売買契約にサイン。確か金曜日には家の金額の10%の振り込みもしました。心の準備ができてなすぎて、本当に怒涛でした。この間平日は仕事もしてます。でもさすがに疲労がやばすぎて仕事にならなかったので金曜日は休みをとり、夫婦ともに脳の休憩日としました。

いやーーー。振り返るだけで疲れますね。でも家を買ってから2か月弱たった今。まだ引っ越しはもう少し先ですが、いい判断だったなと思います。まぁ引っ越してみないと分からないこともあるだろうけど、今のところ悪いところは見つかってません。良かったーー。

それにしても大きな買い物だこと。でも今物価が高騰しているように家の価格もどんどん上がっていくらしい(よく分かってない)ので、買えるときに買っておかないと一生買えない気もしたんですよね。いつも通り勢いと勘でなんとかなりました。引っ越しは6月の頭。楽しみです。