今日、結婚します@スウェーデン

今日、結婚します。といっても式をするわけではないし、彼と二人で市役所に行くだけなんですけどね。スウェーデンでは、結婚をするためにはmarriage officiantと立会人が二人必要です。これを結婚式のときにすることもできますし、私たちのように市役所でサクッと終わらせることもできます。私たちの場合は、立会人二人も市役所の職員の方です。多分、一番淡白に結婚する方法だと思います。

ちなみにスウェーデンでは同棲しているカップルのことをサンボと呼びます。結婚せずサンボもまま子供がいる人もたくさんいて、権利もほとんど変わりません。サンボのままでも別れたら財産分与などはあり、税金も個人単位の計算です。子供がいる場合は片方の親が亡くなったときの相続で違いが出てくるらしいですが、今の私たちには関係ないことです。唯一変わることは、EUのルールに基づいた配偶者になれるので、私のビザが楽になります。

とはいえ、やっぱり結婚。もっとおおごとに感じると思っていました。小さいころは「どんな人と結婚するのかなぁ」なんて考えたものです。でも実際は、ちょっと緊張はしつつもあまりおおごとに感じません。私たちはこれまでもあまり「普通」の恋愛の道を進んでいないからかもしれません。プロポーズもなかったし、私たちにとって一番大きい記念日は私がスウェーデンに移住した日だし。実は左手薬指に指輪もすでにつけています。指輪の内側に刻印してあるのは私がスウェーデンに移住した日です。私たちにとって、あれが一番大きいステップでした。遠距離恋愛を4年ほどしてから初めて近距離になった日。

母に近々結婚すると思うと伝えたときは「いいんじゃない」と軽く話して終わりました。でも昨日も今日も「おめでとう」と連絡してくれたから、やっぱり結婚って大きいのかなぁと思ったり。いや、わかってはいる。大きな節目なんだけど、もうすでに自分の中では移住が節目だったから、結婚しても特に何も変わらないんだよなぁ。

母は今日「そういえばあの子今日結婚するんだって」と母の再婚相手に伝えたら「そんな大事なことをなんて軽く伝えるんだ!いますぐ電話かけよう!」と言われ、朝イチで二人から電話がかかってきました。母の再婚相手はロマンチック気質なので「なんてロマンチックじゃないんだ」と驚いていたような落胆していたような。

確かにロマンチックな結婚の仕方ではないんだけど、でも「結婚してもしなくてもこの人と一緒にいる覚悟は変わらない」っていう意味ではロマンチックだと思う。ただ、家族や友人を集めてお祝いするのにはいい機会だから、来年のこの日に何か催したいとは思っています。今年は移住直後すぎて何かを計画する余裕は皆無でした。

あとは何だろう、この気持ちを言語化したくてこのエントリーを書き始めたのだけど、結婚はゴールではないという感覚が大きいのだと思います。一緒にいればいろんな苦難があると思うけど、それを乗り越えるにはお互いに協力して思いやりを持つことが大事。でこの頑張るモチベーションって「結婚しているから」ではなく「愛し合っているから」であるべきだと思うんです。彼は結婚しても君は僕のガールフレンドだよと言っています。妻でも彼女でもあり、母になっても妻でも彼女でもある。結婚していてもしてなくても、努力を続けるという意味では同じなんだろうと思います。

まぁでもやっぱり、この向き合う覚悟が世間に伝わりやすいのが結婚。なにか変わるんだろうか。してみないと分からないですね。とりあえず身支度をしてきます!うわー今日私結婚するんだなぁ。