スウェーデンで家を買う20代カップル。オークション形式でハラハラ

最近、家探しをしています。スウェーデンで初めてどころか日本でも不動産を買ったことはないので、初めての経験ばかりです。今は賃貸で大家さんの一軒家の一階部分(居住部分は繋がっていない)を借りて住んでいます。でもここは元々一時的な住処として借りているところ。家具も家に備え付けのもので、大家さんとの距離も近すぎて「知らない人の地下室に住まわせてもらっている」感が抜けません。

ということで、パートナーといくつも内見に行ってきました。アパートを見たり、家を見たり、コミュニティハウス(Radhus)を見たり。内見を重ねるうちに、自分たちにとって何が大切なのかを考えました。結果、大切なのは2つ。部屋数と街の雰囲気です。

私たちは二人ともインドア派で、しかも週のほとんどを在宅で仕事しています。ずっと二人とも家にいるので、それぞれの空間がないとストレスになります。笑 しかも、近い将来子どもができたらいいね、なんて話もしているのでだったら部屋数あったほうがいい。

街の雰囲気も大事です。私はスウェーデンに引っ越してきてから半年ちょっと、彼も南スウェーデンは初めてです。まずはどんな地域がどんな雰囲気なのかを何も知らずに内見をしました。そうすると、なんか治安の悪そうな、かわいくない地域が結構あることに気づきます。あとからスウェーデン人の同僚にその地域の話を聞いてみると、犯罪が多いことで有名でした。最近スウェーデン移民問題に悩まされていますが、やっぱり移民が多い地域は治安が悪いようです。そういう地域に家を買ってしまうと、住むのも安心できませんし、家を売るときも需要が少なくて苦労します。なので、住む街の評判と雰囲気は大事。

んで、この条件に合う予算内のお家が先週見つかりました。早速購入したかったんですが、スウェーデンの不動産売買はオークション形式です。まずは売り手が提示する言い値があります。でもオークションに入札するときは言い値よりも低い値段でもOK。

だたオークションなので、他に同じ物件に興味のある人がいるともっと高い価格で入札されて、需要があればどんどん値段が高くなっていくシステムです。私たちも現在、オークションに参加中。競合が一人いるんですが、私たちの入札額にプラス30万円で入札してくるなんかいや〜〜な感じです。笑 あまり値段が釣り上がると予算に入らなくなるのであきらめるしかありません。どうなるか、ハラハラです。

オークション形式だと、売り手としては需要によって値段が上がるので嬉しいですよね。でも、買い手としては、いい物件が見つかっても戦わないといけないスリルがあって、なかなかストレスフルです。笑