スウェーデンでは鶏むね肉に塩水が注入されている衝撃事実!

スウェーデンに来てから、鶏むね肉に驚かされています。鶏むね肉なんて、万国共通かと思っていました。鶏の種類が一緒なら鶏むね肉も一緒でしょ?って。

でも、こちらで鶏むね肉を調理すると異常なほど水が出るんです。一口サイズに切ったお肉をフライパンで炒めると、いつの間にか「あれ?私お肉茹でてるんだっけ?」となるくらい水で溢れます。

これを見たパートナーが「こんなにお肉に水が注入されてるんだね」と言ったのを聞いて「またまた何を言ってるんだ」と笑い飛ばそうとしたら、どうやら本気で言ってるらしい。冷凍のものを買っていたのでパッケージを見ると、なんと原材料は「82%鶏むね肉、17%水、塩、砂糖、安定剤」でした。ええーーーー。重量で値段が決まるから、これって量増しってこと?

調べてみるとプランピング(plumping)と呼ばれる処理で、製造側の主張としてはより美味しく、よりジューシーなお肉になるというものらしい。でも実際はまぁ多分量増し目的で、塩分の摂りすぎにもつながります。スウェーデンだけではなく他の国でも起きていることだと思いますが、日本の純粋な鶏むね肉が恋しいです。。笑

ちなみに日本では鶏むね肉は節約に大活躍のお安い部位だと思いますが、こちらではお値段高めの部位です。ドラムスティックのほうが安いです。多分、むね肉は脂肪分が少なくてヘルシーな分人気も高いんだと思います。

と、鶏むね肉の衝撃事実を知ったこの頃ですが、できるだけお肉の摂取量を減らすようにしています。赤身肉は慢性炎症につながるので必ずしも体に良いわけではありませんし、どうしても環境破壊や動物たちの置かれる状況について気になってしまうからです。

でも日本にいたときよりもお肉の摂取量は増えています。これは食生活の違いと、豆腐が高くて日本ほど美味しくないこと、あとは一緒に住んでいるパートナーが身長195cmの大男なので必要なたんぱく質の量が多い、という理由です。少しずつ豆類やたまご、お魚を使った料理をマスターしたいですね。グリーンレンティルとひよこ豆は冷凍庫に常備してありますが、まだ2パターンくらいしか使い道がありません。笑 日々試行錯誤しながら、衝撃も受けながら、海外生活を楽しもうと思います。