塾なしで日比谷高校(都立トップ校)に合格!塾のメリット・デメリット

わたしは、塾に一切通わず都立トップ校の日比谷高校に合格しました。

「受験のために勉強をがんばる=塾に通う」と思っている方もいるかもしれません。
でも、わたしは塾に通わなくて良かったことがたくさんあり、塾に通うことが受験の唯一のあり方ではないと思っています。

この記事では、塾に行かないメリット・デメリットと、私が塾に行かない代わりにやっていたことを紹介していきます!

塾に行かないメリット

まず「塾に行かないメリット」をざっと挙げてみました。

塾では教科書の範囲以上のことを習う

私の第一志望は公立高校だったので、入試の出題範囲は「中学校の教科書に載っている範囲」でした。

基本は、学校に通っているだけで出題範囲をすべて学習できます。
教科書に載っていることだけを覚えればいいのに、塾では教科書以上のことを教えられます。

高校に入学したあと、高校の授業の範囲をすでに知っている生徒がいて驚きました。
彼らは、高校の範囲も中学時代に塾で習ったのだそうです。

でももちろん、高校の範囲の知識は入試に出題されませんし、知っていれば有利というわけでもありません。

受験期間は限りあるのに、出題範囲に入っていないことを勉強するなんて時間がもったいない

学校が楽しいまま:内申点に有利

塾での勉強は学校よりも早く進みます。
学習範囲を早めに終わらせて、演習期間を設けたり、(高校の範囲などの)より発展した範囲を学習したりするからです。

わたしの中学校では、授業中に塾の宿題をしている人がよくいました。中学校の授業はもう塾でやった範囲だからつまらないんだそうです。その点、私は塾に通っていなかったので真面目に授業を聞いていました。おかげで、授業態度がよく内申点もよかったです。

受験のときに内申点を提出したので、授業態度が良く内申点が良かったことは有利だったと思います。

塾に通っていても内申点を取るために授業態度をよくすることも可能です。でも知ってる内容を2回習うのは時間の無駄ですし、なによりつまらない。早く習って演習に時間を当てるよりも、1つ1つの単元をしっかりと理解していくほうがわたしには合っていました。

家族との時間を大切にできる

塾に通っている子たちは、夜遅くまで家に帰れないのが当たり前。
ほとんどの塾は22時まで授業がありました。

帰ってから家でご飯を食べるとしても、家族と食事の時間は合いません。一緒に食事をして会話をする時間がなくなってしまいます。

また、イベントのときも塾の強化合宿に行かなくてはいけません。お正月などのイベントも、塾に通っていた友達は塾の強化合宿に行っていました。

受験は険しい道のりです。だからこそ、しっかり休憩をとってストレスを最低限に抑えるべきなのではないでしょうか。

塾に通うと勉強に割く時間が多くなってしまって、家族との時間とのバランスが取りにくいと思います。時間をかけたからといって効果が出るとは限らないのに。

睡眠時間を確保できる

塾のせいで帰りが遅くなると、睡眠時間も充分にとれなくなってしまいます。

22時に授業が終わって、30分かけて帰ってきて、30分でご飯を食べ、30分でお風呂に入り寝る準備をする。これだけで23時半です。このあと、塾の宿題、学校の宿題、自習をして…。毎日夜遅くまで起きていることになります。

記憶が定着するためには十分な睡眠時間が重要です。受験は身体的にも精神的にも疲れるので、体力回復とストレス解消のためにも睡眠はとりたいものですよね。

夜遅くまで塾に通うと、なかなか十分な睡眠はとれません。学校でウトウトするかも知れませんし、塾でもウトウトするかも知れません。充分な睡眠は、受験の強い味方です。

私は受験期間中も毎日7時間は寝ていました。頭がスッキリし、効率的に勉強できたと思います。

金銭的に負担をかけない

単純に、塾に行くのにはお金がかかります。

私立・国立の難関校の合格を目指して進学塾に通う場合の相場

一般的な相場ですが、季節講習費(夏期講習や冬期講習など)や教材費、月々の月謝を合計して年間80万円~120万円となります。月額に換算すると7万円~10万円です。特に季節講習費は塾によって様々なので夏期講習のみで20万円~30万円もするようなケースもあります。また志望校に特化した特別講座などが設けられている場合もありこれらの受講でさらに費用がかかるケースもあります。

公立高校の受験対策のために補習塾に通う場合の相場

一般的な相場ですが、年間で40万円~60万円となります。これは季節講習費や教材費、月謝も込みの金額となります。月謝だけでみると2万円台~3万円台が相場のようです。費用だけをみてみると補習塾のほうが進学塾よりもだいぶ抑えられますね。

子供の塾代ってどれくらい?高校受験の塾代の相場について・塾シル!

この分の費用を浮かすことができるのは、親御さんにとっては助かること。
費用を抑えて志望校に合格できるならその方がいいですよね。

塾に行かないデメリット

塾に行かず、学校の教材のみで勉強するデメリットもいくつかあります。

学習スケジュールを立てにくい

塾に行かないと、いつ何を勉強したらいいのかが分かりにくいです。

塾に行けば、先生に言われたことをしていればいい。でも自分で勉強すると「この時期は何をすればいいのだろう」と自分で考えなくてはいけません。

もう応用問題を解き始めた方がいいのか、どんな基礎問題を解けばいいのか、学校の先生は本当に全ての範囲をカバーしてくれたのか…。

応用問題が手に入りにくい

色々な高校の過去問や、出題傾向などが分かりません。組織として出題傾向を調査してくれる人がいないので、闇雲に勉強することになってしまいます。

また、学校で使う参考書などに載っている問題数は十分ではありません。自分のレベルに適していて、効果的な参考書を見つけるのは至難の技です。

勉強する習慣を身につけるのが難しい

ノルマがない状態で自発的に勉強し続けるということは、多くの生徒にとって難しいです。

自分が必要な勉強量はどれくらいかを知れないので、目標の設定もしにくい。受験が迫り来る危機感も感じにくいかもしれません。

私が塾に行かないデメリットを感じなかったワケ

しかし、私は上記の「塾に行かないデメリット」を感じないまま受験を乗り切ることができました。それは、進研ゼミのおかげだと思っています。

塾に行かない代わりに進研ゼミを受講していた

私は小学校3年生から中学校3年生まで、進研ゼミをやり続けていました。そのおかげで塾に通わずに都立日比谷高校に合格できたと思っています。

例えば、進研ゼミで毎月送られてくる教材を順番に解くことで「学習スケジュールを立てにくい」というデメリットは解消されます。

また、進研ゼミで勉強すれば「応用問題が手に入りにくい」という悩みもなくなります。進研ゼミでは、自分のレベルに合わせて受験対策の応用問題が送られてきます。色々な高校の過去問を組み合わせていたり、進研ゼミオリジナルの問題があったりして、問題量は豊富です。

進研ゼミをしていて一番よかったこと

塾に通わずに志望校に合格できたことがとても嬉しいです。
塾に通うと、この記事で紹介したようにたくさんのデメリットが生じます。

私は進研ゼミしかやっていなかったので、勉強する時間を自分で選べました。

お正月は家族で楽しんだし、夜は早く寝て7時間も睡眠をとっていた。
受験期はプレッシャーやストレスで心が沈みがちですが、わたしは受験を楽しく乗り切ることができました。

私は進研ゼミの教材を予習というよりも復習として使っていたので、学校の授業も楽しく受け続けることができて、内申点もとても良かったです。

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