スウェーデンに移住しました!【ビザ・仕事編】サンボビザ・労働ビザ

どうも、きこです。ブログを一年半ほど更新していなかったので、新しい記事を書くことに少し緊張しています。ライフステージが変わったり、キャリアが変わったりと、なんだかバタバタした1年半でした。

一番変わったことと言えば、北欧・スウェーデンに移住したことでしょうか。

せっかく人生に何度もないであろう体験をしているので、日記や備忘録のような感覚でブログを再開してみます。日本語を忘れないようにという気持ちも込めて。笑

今回は手始めに、

をシェアしたいと思います。

ほかにも移住後の感想や、日本との仕事環境の違い、パーソナルナンバーについてなども、ほかの記事にまとめてみる予定です。

スウェーデンに移住した理由

まずはスウェーデンに移住した理由から。これはだいぶシンプルです。

4年ほどお付き合いしているパートナーがスウェーデンに住んでいるので、彼と一緒に住むために移住しました。さすがに国際遠距離を4年弱続けていると、どちらかがどちらかの国に引っ越さないと厳しいんですよね。

私たちの場合、スウェーデンのほうが仕事環境が良いことや、私の家族がヨーロッパに住んでいることなどから、長期的には私がスウェーデンに移住する方向性が決まっていました。

短期的には彼が日本に来てもいいね、なんていうプランもありましたが、タイミングと流れで最初から私がスウェーデンに引っ越すことに。

どうやって移住したのか?ビザの取得について

どうやって移住したのかにも触れておきます。滞在ビザや仕事など、留学ではなく移住となると真剣に考える必要があり、これが固まるまではストレスフルでした。少しでも、今後スウェーデン移住を考えている方の参考になればうれしいです。

スウェーデンに移住するに当たって、まずは滞在ビザを取得する必要があります。私は下記のオプションを検討しました。

  • ワーキングホリデービザ
  • 学生ビザ
  • サンボビザ(配偶者ビザ
  • 労働ビザ

※あくまでも私個人の体験談です。情報の正確さは保証できないので、詳しいことは公式HPなどを参照してください!※

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは基本的に日本国籍で18~30歳以下であれば取得できる期間1年のビザです。ほかにもいくつか条件はありますが、年齢制限さえクリアできれば一番ハードルの低いビザだと思います。

私の場合、ワーキングホリデービザがあったからスウェーデンでの仕事が決まる前に日本の仕事を辞められました。ほかのビザが取れなくても、ワーホリで時間稼ぎしてどうにかできるだろう、という考えです。

学生ビザ

大学院に行き学生ビザを取得、その後現地で仕事を見つける、というプランもありました。これに関しては、ワーホリの次くらいの優先度でした。ワーホリをしながら、大学院に行く準備を進めてもいいな、なんて思っていました。ただ、特に大学院に行ってまで勉強したい分野がなかったのがネック。

サンボビザ(配偶者ビザ

スウェーデンでは、サンボビザという配偶者ビザがあります。スウェーデンに住んでいるパートナーと一緒に住むために移住をする私としては、このルートが一番しっくり来ました。ただし、サンボビザは取得できるまでに下手すると一年ほどかかってしまう話をネットで読み、萎えていました。。

ただし!調べまくった結果、私のケースではサンボビザに申請しなくても配偶者ビザが取得可能と判明。というのも、私の彼はスウェーデンに住むオランダ人です。スウェーデンの永住許可は持っていますが、国籍はオランダ人というのが効きました。

これ「スウェーデン」に移住するための記事やサイトだけを見ていると、どこにも書いてありません。が、実はEU加盟国の国籍を持つ人の配偶者は、EU加盟国に住む権利があるんです。

スウェーデンに住むオランダ人と結婚する
→ EU加盟国の国籍を持つ人の配偶者になる
→ 自動的にスウェーデンの居住許可をもらえる

という流れです。

スウェーデンに移住したくて、パートナーがEU加盟国の国籍を持っている人はぜひ問い合わせてみてください。私の場合は、同じパートナーと住むのにも、その人の「オランダ人」というアイデンティティを主張するか、「スウェーデン永住許可保持」というアイデンティティを主張するかでかなりビザの取得の難易度が変わりました。

スウェーデン人が配偶者を連れてくるよりも、外国人が配偶者をスウェーデンに連れてくるほうが簡単、という仕組みはおかしい気がするんですけどね。。

労働ビザ

さて、ここまで配偶者ビザについて熱弁しておいて、実際に今私が持っているビザは「労働ビザ」です。

私にとっては、最初から労働ビザが理想でしたが、スポンサーが見つからなければ取得できないのでほぼ諦めていたんです。ただ、運よく仕事が見つかり、労働ビザも出してくれるというので、労働ビザで移住しました。

試用期間分のビザしかもらえなかったので、今のビザは6か月で失効しますが、そのあとは2年単位で更新する予定です。

ちょっと注意!

ビザが発行されるときは、スウェーデン国内にいてはいけないルールがあります。労働ビザが発給される前にスウェーデン渡航する予定の人は、どこかの国に一時避難(?)しないといけない可能性があるので注意です。同僚も、労働ビザを発給してもらうためにコペンハーゲンに避難したそうです。

仕事はどうやってゲットした?

先ほどもちょい出ししましたが、スウェーデンでの仕事が決まる前から日本の仕事を辞めることを伝えていたので、就活はドッキドキ。ひとまずリファラルで面接の機会をもらい、選考を受けた結果受かったところに就職しています。現地企業ですが、グローバルに展開しているので会社の公用語は英語です。スウェーデン語が話せないチームメンバーも多く、スウェーデン語が話せないことは今のところ仕事に影響していません。

でもこれは正直、運がよかったんだと思っています。移住のプランを考えていたときは、仕事がすぐに見つからない前提で考えていました。しばらくは無収入でも大丈夫なようにしっかり貯金はして、海外からでも働ける術を残すために、日本で働いていたときもフリーランスとして副業を続けていました。フリーランスでなら、世界中どこからでも働けますから。

ほかに労働ビザ取得策としては、資格も二つ取りました。私は新卒で日本企業に就職してから1年で移住しているので、職歴は1年(実際は最初の数か月は研修なのでもっと少ない)状態でした。この状態ではエントリーレベルの仕事ももらえるのか不安だったので、資格を二つ取ることで自信をつけ、アピールポイントも作りました。実際、面接などで資格について話すことがあったので、効果はあったと思います。

業界にもよりますが、インターナショナルに通用する資格を取れる人は取っておいて損はないと思います。

ちなみに、体感ですが、ストックホルムヨーテボリなどの大きい都市では、なにかしらのスキルがあって英語が話せれば、仕事を見つけるとっかかりはあると思います。ただ、田舎のほうだとスウェーデン人でさえ仕事を見つけるのが大変そうなので、スウェーデン語を話せないとかなり不利だと感じます。なにかの参考になれば。。!

スウェーデン移住して半年弱たった今

とりあえず今回はビザや仕事についてまとめてみました。改めてまとめてみると、今仕事があるありがたみをすごく感じますね。

移住するまでは不安もストレスもいっぱいでした。今移住について考えている方、応援しています。

スウェーデンに移住して半年経った今、まだ生活には慣れていません。これについてはほかの記事でシェアしたいと思います。