健康のためにヨーグルトを食べたいけど、毎日食べると家計を圧迫する……。そんなときはヨーグルトメーカーを使って自宅でヨーグルトを作るのがおすすめです。
今回は、R-1ヨーグルトを作り続けて10年の私がR-1ヨーグルトの作り方や、コスパ、ヨーグルトの健康効果などを解説します。私が10年以上使っているヨーグルトメーカーも紹介していますので、ヨーグルトメーカー選びに悩んでいる方もぜひご覧ください!
R-1ヨーグルトの作り方
R-1ヨーグルトの作り方は本当に簡単です。一度R-1ヨーグルトを購入すればそのあとは牛乳さえあればできちゃいます。私はR-1ヨーグルトを作り続けて10年近く、最初のひとつしかR-1ヨーグルトを購入したことがありません。
必要なもの
- R-1ヨーグルト1パック(最初の一度だけ)
- お好みの牛乳
- お好みのヨーグルトメーカー
R-1ヨーグルトの作り方(詳しくは下で解説しています)
- ヨーグルトメーカーの容器をレンジで清潔にする
- 牛乳とR-1ヨーグルトを混ぜる
- ヨーグルトメーカーに設置し、出来上がったら冷蔵庫に移す
ヨーグルトメーカーの設定温度と発酵時間
知っておくべきことは、ヨーグルトメーカーの設定温度と発酵時間のみ。設定温度は43度、発酵時間は8時間に設定すればOKです。
発酵時間の8時間が終わったらすぐに冷蔵庫に移さないといけないと思っている方も多いようですが、これも適当で大丈夫です。真夏など腐りやすい時期に常温に放置すれば傷んでしまいますが、夏以外に数時間放置する分には問題ありません。
夜にヨーグルトメーカーをセットして、出来上がったヨーグルトを朝ごはんのときに冷蔵庫に入れることもよくあります。思っているより適当でも、R-1ヨーグルトは作れるんです。
手順①ヨーグルトメーカーを除菌する
ヨーグルトメーカーの容器に水を適量(1cm程度)入れ、600Wの電子レンジで1分半加熱します。こうすることで、煮沸消毒のようになります。R-1ヨーグルトが発酵するときに雑菌が邪魔をしないようにしています。
加熱が終わったら、容器全体に熱湯が行き渡るように、容器を回しながら中の水を捨てます。
手順② R-1ヨーグルトと牛乳を入れる
ヨーグルトメーカーの容器にR-1ヨーグルトと牛乳を入れます。それぞれの量は適当でOK。私は牛乳1リットルに対してスプーン2杯くらいヨーグルトを入れます。ヨーグルトが牛乳全体に行き渡るように、スプーンなどで混ぜます。「こんなに適当なレシピでいいの?」と思うかもしれませんが、いいんです。
一番最初に作るときは、市販のパックのR-1ヨーグルトを使います。そして次回からは、自作したR-1ヨーグルトを使えば同じようにR-1ヨーグルトができます。
画像では、前に作ったR-1ヨーグルトをタネにして、新しくヨーグルトを作っています。(作っておいたヨーグルトがもうなくなりそうだったので、全部食べられる前に救出しました笑)
手順③ヨーグルトメーカーに設置して、発酵させる
先ほど記載した通り、R-1ヨーグルトが発酵する温度は43度です。ヨーグルトメーカーを43度8時間に設定し、容器を設置したら、あとは待つだけ。
出来上がりは、こんな感じ。できたてのときはちょっとゆるいヨーグルトになります。このまま冷蔵庫に入れれば、固まって市販のR-1ヨーグルトと同じテクスチャーになりますよ。画像は出来立ての状態です。
ヨーグルトを毎日食べるメリット
なぜヨーグルトを毎日食べるといいのでしょうか?その理由は、ヨーグルトを食べると「腸内環境が整うから」です。腸内環境が整うと以下のような健康・美容効果が期待できます。
免疫力アップ
腸内環境が整っていると、免疫力がアップします。人間の免疫に関わる細胞の6割以上は腸に存在しているのです。腸の健康を保つことで、免疫が活発化し感染症予防に繋がります。
快便になる
腸内環境が整うと、お通じがスルッとするようになります。腸内環境が整っている人の便は、匂いもほとんどないんです。便秘になると排泄が困難になるだけでなく、お腹が張ったり、食欲不振になったりなど、体調が乱れてしまいますよね。ヨーグルトを毎日食べると、スッキリ快便になることを期待できます。
美肌になる
腸内環境が整うと、美肌になることも期待できます。悪玉菌が増え腸内環境が乱れると、老廃物などの有害物質が発生します。この有害物質が血液に吸収され、全身にまわってしまうため、顔や全身のお肌に影響が出てしまうのです。腸内環境を整えることは、美肌に重要なのです。
ちなみに、腸内環境を整えるためには、ヨーグルトなどの発酵食品を摂取することに加えて、腸内細菌のエサとなる食物繊維を摂取することも大切です。食物繊維豊富なオートミールを使った簡単なグラノーラの作り方もこの記事で紹介していますので、腸内環境改善にご興味のある方はぜひご覧ください。
R-1を買うか作るか、コスパを計算してみた(衝撃的です)
今更ですが、R-1ヨーグルトは「1073R-1乳酸菌」という乳酸菌を使ったヨーグルトのこと。他の乳酸菌で作られたヨーグルトと比較して、「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」を活性化する効果が高いことが特徴です。腸内環境改善はもちろんのこと、がん予防などの効果も期待できる優れもの。
しかし、効果が高い代わりにお値段も高価です。例えばネットでまとめ買いしても、このお値段。1パック112g × 24個 = 3,240円 (500gあたり600円)
しかしR-1ヨーグルトを手作りすると、1リットル180円の牛乳を使用する場合、500gあたり90円の費用しかかかりません。その値段差はなんと500gあたり510円です。
ヨーグルトメーカーの値段は数千円から1万円超えのものまで様々ありますが、例えば1万円のものを購入したとすると、ヨーグルトメーカーの元をとるのにかかる使用回数は以下の通りです。
10,000円(ヨーグルトメーカー代) ÷ 1,020円(1リットル作った場合に浮く金額)
= およそ10回ヨーグルトメーカーを使用すれば元が取れる!!
もう10年近くR-1ヨーグルトを作っていて、家族で毎朝食べている私たちの節約効果は計りしれません、、、。
おすすめのヨーグルトメーカー
ヨーグルトメーカー歴10年の私のおすすめはこちらです。
TANICA タニカ「ヨーグルティアS」
私が使用しているのはTANICAの「ヨーグルティアS」です。現在は、今回画像で紹介している使用機種よりも最新のものが出ています。10年ほど問題なく使用しているので、自信を持っておすすめできます。
お値段は10,000円ほどで、ヨーグルトメーカーの中では高めです。それでも10回使用すれば元は取れますし、耐久性や使いやすさは抜群ですよ。
アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー
もうちょっとお値段を抑えたい方は、アイリスオーヤマのヨーグルトメーカーがおすすめ。4,000円程度で購入できます。牛乳パックのままセットできるので、時短にもなるかもしれません。
ヨーグルトメーカーで毎日R-1生活を始めよう
R-1ヨーグルトの作り方は、想像以上に簡単です。ヨーグルトメーカーの購入に悩んでいる方に言いたいことは、早めに買うとこれから先に節約できる額が多くなってくるということ。健康な体は1番の資産ですので、お金をかけるのならここだと思います。
ぜひR-1ヨーグルトを毎日食べて、ご自身や家族の腸内環境を改善させましょう!