自分を甘やかす方法。ストレスが溜まったら「好きなことだけ」をやる。

ストレスが溜まったとき、みなさんは何をしますか?
大声で歌う?からだを動かす?ひたすら愚痴る?
人によっていろいろなストレス対処法があると思います。

わたしは、自分をとことん甘やかします。

自分を甘やかすと聞くと、ご褒美に欲しいものを購入したり、ちょっといいスイーツを食べたりする方法を思い浮かべる人も多いはず。自分の甘やかし方は人によります。でもわたしの場合、この方法ではちゃんとストレスを取り除けないんです。

今回はストレスが溜まったときにおすすめのわたし流「自分の甘やかし方」を紹介したいと思います。

他人を気にせず、イヤなことはやらない

ストレスが溜まっているときって、自分の気持ちを押し殺してなにかを頑張っているときや、思い通りに物事が進まないときだと思うんです。
そんな状況から抜け出すには、自分の気持ちに素直になって「嫌なことはやらない」

例えば「この話題について話したくない…」と思ったら話さない。
行きたくない飲み会には行かない。
なにもしたくないなら、なにもしない。

私は家族と話すことさえつらかった時期は「心のケアのために部屋にこもるけど、怒ってないからね」と家族に伝えて協力してもらっていました。
友達も家族も、同僚だってきっと理解してくれます。

だからまずは「私いま、なにも我慢していないな」と思えるまで自分の生活からイヤなことをとことん取り除いていくんです。

そうするとやっと、ストレスでイガイガしていた心をケアするための余裕ができます。限界までストレスが溜まってるときって、好きなことをするだけじゃ、自分をごまかせないんですよね。

一回イヤなものを全部取り除いてから、空いたスペースに好きなものをつめこむイメージで、ゆっくり自分と向き合っていきます。

罪悪感は無視!ひたすら好きなことをする

さて次は、イヤなことを一切やらないことで空いた心のスペースに、好きなことを詰め込んでいきます。コツは、罪悪感メンドくささを取り払うこと。

一日中ゲームをしたければすればいい。
ただ布団にくるまって映画を見たいなら見ればいい。
誰になんと言われようと、いまの自分に必要な時間なのだから罪悪感なんて無視です。

また「ちょっと手間がかかるけど実はやりたいこと」もやってみるといいかも。

例えば、図書館に行って本をたくさん借りてきたり、材料を買いにいってケーキを焼いてみたり。小旅行に行ってみるのも楽しそう。

普段なら「忙しい」とか「これをやる時間があるならあれやらなきゃ」という理由でやってなかったやりたいことを、とことんやってしまうんです。

なにをしたいかわからない場合は「大切な人に何をしてあげたいか」を意識してみるものいいと思います。
お風呂を沸かす?美味しい出前を取っちゃう?一人にしてあげる?一緒に体を動かしにいく?

自分の大切な人をいたわるように、自分を労ってみてください。
意外と自分を甘やかしていなかったことに気づくかもしれません。

ストレスが溜まると、なにも楽しくなくなってしまう

このように、イヤなことをとことん排除して自分を甘やかす期間がないと、ストレスが溜まってなにも楽しくなくなってしまいます。

ストレスが溜まっているときは、すぐにイライラするし、家族や友人に対してネガティブなことも感じやすくて、いいことなしです。
周りの人もあなたにストレスが溜まっていることを感じ取ってしまう。

自分を幸せにできるのは自分だけです。
いくら周りの環境に恵まれていても、それを幸せと感じられる心の余裕がなければいけないと思うんです。

勉強や仕事など、どうしてもしないといけないことがあるときでも、できるだけ自分を甘やかせば、ストレスを最小限に留められると思います。
心の余裕があると、同じことをしていてもポジティブになれる。

一回デトックスしたらまた頑張れる

ずっとずっと自分の好きなことだけをしているわけにはいきませんよね。
仕事もあるし、人間関係もあるし。

でも、ストレスがリセットされるまで、とことん自分を甘やかしてみてもいいと思います。一回きれいにデトックスして、毒素を全部吐き出して、そしたらまた頑張れる。

ストレスは体に悪いです。
なにをしてても100%楽しめないし、体調にも直接影響してきます。
肌荒れもするし、いいことが本当にゼロです。

だから、ストレスが限界まで溜まってきたら、自分をとことん甘やかしてみてください。
一生自分と生きるのだから、自分のケアも上手になりたいものです。