【慶大生推奨】「間違いノート」の作り方!最も効率的な勉強法のコツと裏ワザ

みなさん「間違いノート」を作っていますか?

勉強はなるべく効率的にしたいものですよね。
長時間勉強したくない人は「間違いノート」を作りましょう!

間違いノートとは「自分が間違えた問題だけをまとめたノート」のことです。

私は間違いノートを活用したことで、
・中学校で学年1位
・東京都立日比谷高校に塾なしで合格
慶應義塾大学経済学部に塾なしで合格
しています。

この記事では、間違いノートの作り方と、どんな効果があるのかをお伝えしていきます!

最後に「間違いノートを作るのさえも面倒くさい」というあなたに裏技も紹介しています。

「間違いノート」の効果

間違いノートを使うと効率的に勉強が進む理由は大きく分けて2つあります!

忘れたころに解ける

忘却曲線って聞いたことありますよね。
人は時間が経つと、学んだことをどんどん忘れていくというデータです。

人が何かを学んだ時、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
ということが分かります。

出典元:エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミングー留こみ!

間違いノートでは、間違えた問題を忘れたころに解き直します。
これを繰り返すことで記憶が定着するのです。

ポイントは、完全に忘れてから解き直すのではなく「1日→3日→1週間→1ヶ月」と少しずつ間をあけていくこと。こうすることで「解き方を思い出す時間」を最小限に抑えられます。

間違えた問題「だけ」を解ける

正解した問題を何回も解いても意味がありません。
効率的に勉強するためには「必要な勉強だけする」ことが大切。

ここで「必要な勉強」とは、間違えた問題を正解できるようにすることです。
もうすでに解ける問題を何回も解くことではないんです。

間違いノートを使うことで、間違えた問題だけに集中的に取り組めます。

「間違いノート」の作り方と使い方

超簡単な3ステップで完成

さて、そんな便利な間違いノートを作る方法はとても簡単です。

ステップ1 問題を解いて、丸付けをします。(どの教科でもOK)
ステップ2 「間違えた問題」と「答え」を間違いノートに書き写します。
ステップ3 問題を解いた「日付」を書きます。

これで完成!

ただし、間違いノートを作っただけで問題が解けるようになるわけではありません。
間違いノートに写した問題を1日後、その3日後、その一週間後、その1ヶ月後に解いてみましょう。これが間違いノートの使い道です。

間違えた問題を記録し、繰り返し解くことで、苦手な問題をマスターしていきましょう!

間違いノートを作る際の注意点

間違いノートを作るときの注意点もあります。効率よく勉強するために、正しく間違いノートを作りましょう!

問題が載っているページを書く

間違いノートを作るときは、間違えた問題が載っている教科書や問題集の「ページ」を書いておきましょう。

これは、問題を写し間違えたときの保険です。
問題を写し間違えると、間違いノートの問題はいつまでも解けません。
ずっと意味不明な問題文とにらめっこするのではなく、さっと元の問題集に戻って正しい問題文を確認できるようにしておきましょう。

時間を効率的に使えるのが間違いノートのメリットですから、無駄なタイムロスを避けるために「どの問題集の何ページの問題か」を書きましょう。

余白を多く作る

また、間違いノートには余白を多く作ることをおすすめします。

最初はうまく理解できない問題も何度か解いているうちに理解できるようになります。
でも、またすぐに解けなくなることも。

そんなとき、答えだけでなく、余白に計算過程も書き留めてあると便利です。
次に解くときに一から理解し直す必要がなくなります。

自分が理解したことや、計算過程を書く余白を多く作っておくとかなり時短になるのです。

問題と答えを隣に書かない

もう1つの注意点は、問題と答えを離して書くことです。

問題を解くときに答えが先に見えてしまっては、「その問題を理解できたから解けたのか」「答えが見えたから解けたのか」分からなくなってしまいます。

問題を右のページに、答えを左のページに分けて書く方法もありますが、私のおすすめは「問題を書いた次のページ」に答えを書くことです。

こんな感じ↓

こうすると、問題があるページのすぐ裏に答えが来ません。ページをめくりながら答え合わせがしやすいし、問題を見た時に答えが目に入らないのでおすすめです。

続けるコツと注意点

私が間違いノートを利用していくうちにわかった、続けるコツがあります。

問題を写すのが面倒な人へ

問題集によっては、ページをそのまま切り取ってもOKです。

私は進研ゼミの問題を間違いノートに書くことが多かったので、問題ごと切り取って、のりで貼り付けていました。写し間違えもないし、時短になるのでおすすめです。

ただし、ページの裏に大切なことが書いてないか確認が必要です。

解説や途中式もしっかりと書く

答えを書くだけでなく、解説や途中式もしっかり書いておきましょう。最初に問題を解いたときに自分なりに理解したことも書き留めておいてください。

そうすることで、次に解くときにまた間違えても「どこで間違えたか、どうするべきだったか」がパッと見てわかるようになります。

解き直すときは、また一から理解し直すのではなく「過去の自分」に助けてもらいましょう。

解き直すのを忘れてしまう人へ

間違いノートに書いた問題は、解きなおさないと意味がありません。
これを忘れてしまう人は、次に解くべき日にちを付箋で貼り付けておきましょう。

要するに、間違えた日が1月1日だとすると、

間違えた日:間違いノートに書く→1月2日(1日後)と書いた付箋を貼る
1日後:解き直す→1月5日(3日後)と書いた付箋を貼る
3日後:解き直す→1月12日(1週間後)と書いた付箋を貼る
1週間後:解き直す→2月12日(1ヶ月後)と書いた付箋を貼る

この付箋は、ノートを閉じても見えるようにちょっとはみ出させましょう。
解き忘れてしまうと、間違いノートの意味がなくなってしまいます!

「分かってるけど作るの面倒」そんなあなたに裏技

間違いノートを作ると、
・テスト前に見直すのが簡単
・解き直すのを忘れない
 というメリットがあります。

ですが「わざわざノートにまとめるのが面倒で、結局やらないんだよなぁ」という人もいると思います。そんな方は、問題集の間違えたところに付箋をつけるだけでもやってみてください。間違えたところに貼る付箋の色を決めて、ペタペタ貼ってみて!

間違いノートを作った方が効率的ですが、作らないよりは付箋を貼るだけでもやった方がましです。間違えた問題を意識するだけでも差が出ます。

「勉強したくない」「だけどいい成績取らなきゃ、受験に合格しなきゃ」というあなたにこそ、間違いノートを作って欲しいと思います!

こういうシンプルなノートがおすすめです!

また、好きな付箋を見つけて、テンション上げて勉強してみてくださいね!